UPCOMING EXHIBITION

RE - BUILD THE ATLANTIS

Date

2019.11.16.Sat – 12.1.Sun

Open

12:00 – 19:00

Venue

http://calmandpunk.com/visit/

Reception

11.15.Fri 19:00-22:00
どなたでもご来場いただけます。

キュレーションワークにおいて、一貫して取り組んできた、
「存在しない世界の創造」は神話の世界へとステップアップを計ります。
空想に耽っていた子供の頃、私たちは現実がこんなにも虚しいものだなんて知る由もありませんでした。多様化する社会で、幸せの定義すら曖昧な今、儚く、尊いファンタジーだけが私たちを救済するコンテンツ なのかもしれません。古代ギリシアの哲学プルトンが自身の著書の中で記した伝説上の帝国「アトランティス」。現在は没した幻の海底神殿として語り継がれています。
この物語が持つ神秘性は、もしも世界の何処かに実在したら ? どのような文明が繁栄するのか ? なんて、果てのないイマジネーションと共に私たちの好奇心を強く刺激します。 海の中を漂う神話は、長い時を超えて現代に蘇り、私たちが想像し得ない「何か」と出会うきっかけとなってくれることでしょう。
飽くなき好奇心は、果てのない幻想へ。
  – 栁澤春馬&小林瑞樹 / 本展ディレクター

CALM & PUNK GALLERYでは、11月16日(土)より「RE – BUILD THE ATLANTIS」を開催いたします。本展は、2017年3月に月島のギャラリーで開催した「DISTRICT 24」、その続編として 2018年3月に目黒・W+K+ Galleryで行われた「SECTOR 2 in DISTRICT 24」のディレクターを務めた栁澤春馬と彼の友人である小林瑞樹の共同による新作展示となります。
栁澤は2016年NYでの企画展示「YOUTH」の開催をきっかけに、若干22歳にも関わらず2017年に初めて東京でのグループ展示「DISTRICT 24」を行いました。総勢6名のアーティスト – コラージュアーティストのジュリエットカゼーリャ、フィルムメイカーのナディアベッドザノーバ 、美容室のオーバーシー x フォトグラファー のモニカ茂木、フォトグラファーのグレイス・アルホム x アーティストのクリンスウィックス – の作品展示とともに本人たちを実際に会場へ招き、5日間の会期で約1000人の来場者を迎えました。続いて2018年に開催した第二弾では、デジタルアーティストのスコット・ゲルバー、アーティストのケヴィン・ハリス、アートディレクターの上山悠二による「SECTOR 2 in DISTRICT 24」エクスクルーシブアートワークを展示。
今回は、LA、ドイツより3名のクリエイターを束ね「RE – BUILD THE ATLANTIS」というテーマのもと各作家の世界観を融合させます。LA拠点のアーティスト兼ディレクターのリック・ファリンは、3DCG をメインツールとし、退廃的でありながら近未来を予感させるディストピア的な作品を得意とします。若干24歳にて「DAZED BEAUTY」へのデジタル作品を掲載。ベルリンを拠点とするフォトグラファーのシージ・ワトキンズの作品からは表現し難い独特なシュールさが漂っており、自然光を頼りに撮影される写真はストーリー性を持ち合わせ、非日常を感じさせてくれます。 STUSSYやKENZOのビジュアル撮影を行う他、MASSESE MAGAZINEでは自らアートディレクションを行ったストーリーシューティングも掲載しています。LA拠点フォトグラファーのニール・クリジャークは、独自の色彩感覚によりもたらされる記憶の奥底に触れるかのようなエモーショナルな作風が特徴です。企業広告をメインのクライアントワークとし、AdobeやAudiなどをクライアントに持ちます。すべてのアーティストが日本での初めての展示となり、各アーティストの世界観を表現する空間演出のもと未発表作品に加え、本展示のために制作した新作を披露します。
「存在しない世界の創造」という栁澤のキュレーションコンセプトは「DISTRICT 24」で想像した仮想現実と現実世界の対比による新たなディストリクト – 第24区に見立てた空間を生み出しました。本展では、誰しも子供の頃に潜り込んだことがあるだろう空想の世界 – ファンタジーと現実の空虚感の対比から、伝説上の帝国「アトランティス」をインスピレーションに来場者の好奇心をかりたたせます。

Rick Farin / リック・ファリン – アーティスト・ディレクター
ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト兼ディレクター。デジタルデザインツール – 特にビデオゲームエンジンを活用し、特にテクノロジー、マテリアリティ、そして自然物が交わった時に生まれる何かを可視化している。建築とエレクトロニックミュージックのバックグラウンドを持ち、ポストヒューマニズム、バイオフィクション、そして投機的考古学をメインテーマとして掲げる。ファッション媒体においては、若干24歳にて「DAZED BEAUTY」へのデジタル作品を掲載や、最近ではアパレルブランド「MARINE SERRE」のヴィジュアル製作などを行う。
https://www.rickfarin.com

CG WATKINS / シージー・ワトキンズ – フォトグラファー
ロンドン生まれ、ベルリンを拠点に活動する写真家。巧みなカメラワーク、ライティングスキルを駆使し、非現実的なディストピアフォトを生み出す。彼の作品の多くは綿密に構成を組まれたストーリー性の感じられる物語となっており、観覧者を作品の世界へと引き込み、意識を現実世界から切り離すことができる。ファッションを軸にブランドや雑誌など幅広くクライアントを抱える。
http://www.cgwatkins.com

Neil Kryszak / ニール・クリジャーク – フォトグラファー
ニューヨーク生まれ、ロサンゼルスを拠点に活動する写真家。彼の写真は人間の感情によってフィルタリングされたり、照明、構成、色によって変更されたときの世界の超現実性を表現している。クリジャークは、音楽制作と映画のバックグラウンドを持っており、それらが作品に与える影響も大きく、一層の深みを持たせている。
https://www.neilkryszak.com