PAST EXHIBITION
PAST EXHIBITION
2021.5.22(土)~6.6(日)
※ 水曜日〜土曜日、最終日曜日開廊
*ご来場の際は、マスク着用、検温、消毒にご協力お願いします。
*会場の混雑状況により入場制限を設ける場合があります。列にお並びいただく場合があること、予めご了承ください。
*状況に応じて、会期・営業時間の変更する可能性があります。変更の際は、ギャラリーウェブサイトとInstagramにてお知らせ致します。
13:00 – 19:00
CALM & PUNK GALLERY では、5/22(土)~6/6(日)にて、宮澤謙一 個展「LIVING DEAD STOCK」を 開催いたします。
宮澤は、アーティストユニット” magma” として活動しながら、立体作品、ペインティング、陶芸 など自身の作品を制作し、近年 2020 年では、国立新美術館内にあるミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」の SFT GALLERY にて ” ゴリラがバナナをくれる日に ” を発表いたしました。
2019 年に開催した初個展「CHOCO MINT CONDITION」から2年の時を経て、本展は作家にとって 2度目の個展となります。前回個展では、宮澤自身のルーツとして、日曜大工を好み 日用品を自作していた父の存在をもとに、さまざまな場所から集めたジャンク品で再構築をした立体作品を発表。
本展では、この2年間に世界中で起きたリアリティや物質との距離感に揺らされながら、その中でもブレない作家自身の直感を頼りに、新たに挑戦した陶器作品が並びます。
会場空間では、さまざまな気配や形状を嗅ぎとることができない今、宮澤の反射神経がいくつかの時間軸の中で移動を繰り返します。サイファイが現実になってしまった時代の遺物のような動物型のダミー人形が生き、水がなくなりコカコーラから花が咲く、そんな矛盾とユーモアの間を反復した末に広がる想像の旅をぜひお楽しみください。
ステイトメント
反射的どストライク
私はそれを信じたい、
理由は後から追いかけてくる。
ー 宮澤謙一
宮澤謙一 ‘’LIVING DEAD STOCK’ によせて
CALM&PUNK GALLERY にて、2 年ぶりに宮澤謙一の個展を開催する。
ただの2年間ではなくなってしまった。警報が鳴り始めて、容易に移動が出来なくなり、旅人たちは去るか、居座るか決めることを求められた。半径 100m 程のリアリティとその圏外の出 来事の間の距離感や繋がりが前にも増して掴めなくなっていくようだ。圏内と圏外の共通項は、 変化だったと言える。世界中でそれが起きている。
宮澤の作品に起きた変化はすぐに感じ取ることが出来るだろう。
物事や、習慣や、気配や、形状が、変化する。反応は人それぞれだが、宮澤は、咄嗟で直感的に動くだろう。彼の反射神経が、想像力の旅人になって旅をする。
いくつかの時間軸が交錯するような世界。水がなくなり、コカコーラから花が咲く。サイファイが現実になってしまった時代の遺物のような動物型ダミー人形。宮澤にとって新たな挑戦となる陶器作品は、誰よりも先にそこに居た先住民を思わせる。
想像の楽しみがある限り、形態は変われど旅を続けていきたいと思う。
ー 安部 憲行
宮澤謙一 / Kenichi Miyazawa
アーティストユニット”magma”として活動しながら、立体作品、ペインティング、陶芸など自身の作品を日々制作している。
2016年
トーキョーカルチャートbyビームスにてオオクボリュウと二人展”GRANDMOTHER”を開催。
2019年
CALM&PUNK GALLERY にて自身の初個展”CHOCO MINT CONDITION”を開催。
2020年
アートフェア〈EASTEAST_Tokyo〉に参加。
同年、SFT GALLERYにて”ゴリラがバナナをくれる日に”を開催。
Instagram: @ken01_magma