PAST EXHIBITION
PAST EXHIBITION
2008年11月7日(金)-11月26日(水)
11:00 – 19:00
休廊 日曜、月曜日、祝日
無料
11月8日(土)
18:00 – 21:00
この度、カームアンドパンクギャラリーにおきまして、鷹野隆大「ゆらぎ」展を開催致します。
私たちにとって、時間の流れは一定ではありません。そして、その時間の流れは精神状態と密接に関わっているものです。精神状態の変化と共に速くなったり遅くなったり、伸びたり縮んだりすることもあります。作家は今回、様々な捉えられ方をする「時間」に注目し展示を行います。
写真は時間のある一瞬を選択して凍結させたものです。写真を ベースに考える作家にとって、そんな一瞬がつながって生まれた「時間」が映像作品です。それは一本の安定した流れではなく「途切 れ途切れの連続体」と言えるでしょう。
本展では、これまで断続的に制作してきた映像作品の中から、未発表の作品を含め、同時期にフランスで開催されるパリフォトの出品作などを展示します。また、プロジェクターやテレビモニターを用いて、空間のインスタレーションを試みる初めての展示となります。作家の表現の幅を広げる展示となるでしょう。
なまめかしさと優しさが共存する作家独特の写真世界を体験するだけではなく、作家が時間を如何に捉え、表現したのかを体験できる展覧会です。
最終日の翌日、11月27日(木)19:00よりCLOSING PARTYを開催いたします。是非この機会にギャラリーに足をお運びいただければと思います。
大変申し訳ございませんが、この日、会場は日中閉館いたしております。CLOSING PARTYの時間帯のみの開館となります。ご了承ください。
ご来場をお待ちいたしております。
共催 : ユミコチバアソシエイツ
協力 : ツァイト・フォト・サロン
PHOTO:シリーズ”ぱらぱら”より © 鷹野隆大/Takano, Ryudai
Courtesy : Yumiko Chiba Associates / ZEIT-FOTO SALON
写真家。
1963年福井市生まれ、1987年早稲田大学 政治経済学部卒。
1994年より作品を発表。2006年 写真集『IN MY ROOM』(2005年 蒼穹舎)にて第31回 木村伊兵衛写真賞受賞。セクシュアリティをテーマに他者との関係性を問い直す作品を発表している。
個展 2000年「ヨコたわるラフ」(ツァイト・フォト・サロン,東京)、2006年「In My Room」(ナディフ,東京)、2006年「男の乗り方」(ツァイト・フォト・サロン)など。グループ展 2001年 「手探りのキッス 日本の現代写真」(東京都写真美術館 他)、2004年「日常の変貌」(群馬県立近代美術館)、“液晶絵画”(東京都写真美術館 他)ほか海外でも展覧会多数。パブリック・コレクション 東京都写真美術館、国際交流基金、川崎市市民ミュージアム。作品集として、『IN MY ROOM』(2005 蒼穹舎)、『鷹野隆大 1993-1996』(2006蒼穹舎)
今後の展覧会予定 グループ展 “Backlight 2008” (9/20-11/9 Photographic Centre Nykyaik, タンペレ,フィンランド)、“Daegu Photo Biennale 2008” (10/30-11/16テグ、韓国)“PARIS PHOTO2008”(11/13-16 パリ、フランス)
こちらからも作品をご覧いただけます。
PHOTO:“2007/09/10” シリーズ<東京タワー>より © 鷹野隆大/Takano, Ryudai
Courtesy : Yumiko Chiba Associates / ZEIT-FOTO SALON