PAST EXHIBITION

遠山敦 “時間の色彩”

日程

2015年4月10日(金) – 5月3日(日)

開廊

12:00 – 19:00
休廊 月曜

会場

CALM & PUNK GALLERY

入場料

無料

オープニングレセプション

4月10日(金)
19:00 – 22:00

2013 年以来となる今回の東京での個展は「時間の色彩」をタイトルに、
見えない時間の流れや積み重ねを色の積層で表現した 30点程の新作を発表致します。
このコンセプトは会場名からもインスピレーションを受けており、CALM &PUNK という
異なる性質のものが重なっている状態に面白さを見出し、そこから色彩が生まれ、層になり、
時間軸になっていくことをイメージして作品を制作しています。
カラフルかつ大胆な筆使いで表現された、「時間の色彩」をこの機会に是非ご覧ください。

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遠山の絵を構成する筆跡や色彩は自由で、時に、その作品は「こどものような」と
形容されることもあります。しかしながら同時に、全ての作品は一定の完成度を保ち、
目指すべきものがあるように見えます。

自由、かつ荒い筆跡からは、絵の具の飛沫が飛び散り、
それはキャンパス上に遠山さえも予想ができない形状として定着します。遠山はこういった、
偶発性を持つ形状や色彩を好み、自身の無意識の要素を意図的に制作のプロセスに持ち込みます。

そういった行動は「こどものような」という印象を鑑賞者に持たせている一因ですが同時に、
遠山にとって制作のプロセスが作品の完成と同等に重要なものであることがわかります。
それは、絵を描く、その行為自体が遠山にとって大きな意味を持ち、ただただ筆跡のもつ形状と
色彩を覗きこむことを楽しむような感覚は失われてはいけないものだと示唆しているようです。

遠山が描く作品のモチーフには、頻繁に鳥が登場しますが、なぜ、鳥なのか? という質問の
明確な答えは遠山本人も持っていません。鳥たちは時に自由に、時に不自由に見えます。
しかし、そこにはいつも楽しむべき景色があるようです。

– Calm & Punk Gallery 安部 憲行

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遠山 敦 / Atsushi Toyama
1970 年岐阜県生まれ。デザイン事務所勤務後、絵を描きはじめる。
鳥をモチーフとした絵を多く描き、作品集「BirdBook」(2007.Utrecht)、
「ColordBirdBook」(2011.Utrecht)刊行。日本各地で子ども向け絵画教室や楽しみながら
絵を描くワークショップを企画、 開催している。
今春よりスタートする動物雑貨ブランド coquille( コキール ) のイラストを担当。
ハンカチ専門店、H TOKYO よりハンカチを発売。