PAST EXHIBITION

東恩納裕一 「awkward assemblages 」

会期

3/3(金)〜 3/26(日)
※ 毎週水曜〜土曜日、最終日曜日 開廊

営業時間

12:00-19:00

ご来場に関して

*ご来場の際は、マスク着用、検温、消毒にご協力お願いします。

*会場の混雑状況により入場制限を設ける場合があります。列にお並びいただく場合があること、予めご了承ください。

*状況に応じて、会期・営業時間の変更する可能性があります。変更の際は、ギャラリーウェブサイトとInstagramにてお知らせ致します。

CALM & PUNK GALLERYでは、3/3(金)〜 3/26(日)の会期で、東恩納裕一による個展 「awkward assemblages(オークワッド アッサンブラージェズ)」を開催いたします。CALM & PUNK GALLERYでの展示は、2011年に開催した「FL」以来、12年振り3回目の個展となります。

東恩納裕一は、日常身近なものに感じる違和感、「不気味なもの」(ジグムント・フロイト)を手掛かりに永年制作を続けてきました。
過去2回の展示では蛍光灯を使用したオブジェ・インスタレーション、スプレーペイントによる絵画、アニメーションなどを発表。本展では、東恩納が長らく関心を持ち魅了されてきた画家たちの作品からインスピレーションを得た新作ドローイング、LED、布など異質な素材が真っ白な吹き抜け空間にインスタレーションされます。作家にとってもチャレンジであるドローイングを中心とした今回の展示、この機会に是非ご高覧頂ければ幸いです。

アーティストステートメント
視野の端にあってぼんやりと、無意識にしか認識していないもの、または、「ルビンの壺」の相補い合う2つの絵柄(図/地:向き合う二人の横顔とその隙間を埋める壺のシルエット)のように一方が常に背景(地)に退隠して見えなくなるもの。ゴヤ、ターナー、ムンク、ルシアン・フロイドなど自分が長らく魅了されてきた作家とその作品、そこに暗示される不安・不気味、崇高性・・・、それらは常に意識の背後にあって、ものを視る・認識するさいの(図に対する)地、座標軸となっているのかもしれません。
今回展示する一連の新作ドローイングは、上記にあげた作家たちからの引用と私自身のモチーフによるアマルガムとして、さらにドローイングを含めた展示空間にあるインスタレーションの全てが、ぎこちなく、不格好に組み合わされるブリコラージュ、アッサンブラージュとして、ギャラリー空間に静かな混沌と覚醒をもたらします。
― 東恩納裕一 Yuichi Higashionna

作家プロフィール
東恩納裕一 Yuichi Higashionna
2019「un-unheimlich/不気味でないモノ」VOID+ (東京)
2015/2011 「glasstress 2015/2011」(べネチア)
2012 「FL」CALM&PUNK GALLERY (東京)
2011/2008 「MASKED PORTRAIT I&II」Marianne Boesky Gallery(ニューヨーク)
2010「The New Décor」Hayward Gallery (ロンドン)
2009「インシデンタル・アフェアーズうつろいゆく日常性の美学」サントリーミュージアム[天保山](大阪)
2008「refract!」CALM&PUNK GALLERY (東京)
「変成態-リアルな現代の物質性 vol.4」gallery αM(東京)
2007「六本木クロッシング2007未来への脈動」森美術館(東京)
2006「愉しき家Enjoyable House」愛知県美術館(愛知)