PAST EXHIBITION

IMPROVISED PERFORMANCE
“The Reason For Madness”

日程

2012年11月9日(金)
open:18:30
start:19:30
discussion talk:20:30

会場

CALM & PUNK GALLERY

入場料

¥500/free drink

この度、矢口克信とトッドアンダーソン-クナートによる即興パフォーマンスを開催致します。矢口は「既にそこにあるもの」との関係性を重要視しながら、その環境下において何が出来るかを模索し、そこへ辿り着くための手段をコンセプトとして表現しています。またアンダーソン-クナートは様々な媒体を用いながらも、感情的な出来事に解釈を与え、音を通して身の回りあるものとの相互作用を探り続けています。今回二人は、パフォーマンスを通して「狂気」における「理性」の存在と、その関係性について表現し考察します。またパフォーマンス後には作家を交えたディスカッショントークもございますので、是非お誘い合わせの上ご来場くださいませ。

■Katsunobu Yaguchi | 矢口克信
www.katsunobuyaguchi.com , www.washingtown.jp

2008年まで欧州にて即興性の高いパフォーマンスを主体に活動。帰国後は、「大衆浪漫歌劇–声低く語り、声惹くく歌たれ(水戸芸術館ACM劇場、2009)」「大友良英アンサンブルズ2010−共振」では水戸芸術館広場噴水に展示された「音泉(2010)」などがある。また2011年に滞在した都内の不思議な場所では、現代美術に対する悲惨な現状を目の当たりにし、農民一揆を起こすが、あと一歩のところで惜しくも都落ちにあい、日本芸術の再興を目指し現在に至る。2013年秋には、自身が店主を務める水戸市内の小料理屋を舞台に33日間の日常劇場「旅する眠家」を公演予定。

■Todd Anderson-Kunert | トッドアンダーソン-クナート
www.toddanderson-kunert.com

2010年ロイヤルメルボルン工科大学美術学科修士課程修了。現在、モナッシュ大学美術学科博士課程在籍。近年は音と写真を融合したインスタレーション作品を意欲的に発表している。主な個展に「ゼア•イズ•ノット•マッチ•レフト(ブラインドサイドギャラリー、メルボルン、2012)」、「エブリワン•フィールズ•サムシング•イーブン•イフ•イッツ•ナッシング(カラーファクトリーギャラリー、メルボルン、2011)」。受賞歴に「マーガレット&ジョンベーカーメモリアルプライズ/最優秀賞(2010)」や、「マスウェルブルックフォトグラフィアワード/最優秀賞(2012)」などがある。