PAST EXHIBITION

KOSUKE KAWAMURA SOLO EXHIBITION 2020

Date

2.22.Sat – 3.8.Sun
Closed on Sunday,Monday
except last Sunday

Open

12:00-19:00

Opening Reception

2.21.Fri 18:00-21:00

Venue

http://calmandpunk.com/visit/

今でこそ「コラージュアーティスト」という肩書きで語られることの多い河村ですが、自身に影響を与えた音楽やファッションに映し出される「グラフィックデザイン」への憧れからキャリアをスタート。20代前半まで通い続けたクラブやライブハウスで、のちに仕事をともにする先輩や仲間に出会いながら、装丁やフライヤーなどのデザインを手がけてきました。しかし実は河村が「グラフィックデザイン」だと思い込み、手にしていたのは「コラージュ」という手法。独学ゆえに定義にとらわれず、無我夢中で創作への好奇心とともに突き進んできた河村は、周りから自身の表現を評価されることで 初めて「コラージュ作品」という存在に気がつくのです。
そうしたコラージュとの屈折した出会いにはじまり、2012年に開催された『大友克洋GENGA展』など、偶発的な出来事を転機に15年のキャリアの中で活動の場を広げていきました。

また、表現に大きく変化をもたらしたのが、近年の代表作である「シュレッダー・コラージュ」シリーズ。2012年に刊行した自身初の作品集『2ND』に至るまで、繰り返し行ってきたコラージュの正統的なスタイル ー 大量の素材をのみ込み、作家の手数によって多重のレイヤーとなって吐き出す ー と真逆の「1枚の素材とだけ向き合う」という挑戦から生まれたシリーズです。素材を解体する起点からすでに作家の想像を超える”偶然”を生み出すそのシュレッダーの存在は、様々な”偶然”を起こしてきた河村自身の生きざまを投影しているかのようにも思えます。

コラージュとしての究極の1枚を追い求めてきた彼らの表現は、本展にて会場ごとのみ込み、過去最大サイズである全長3M以上のシュレッダー・コラージュ・インスタレーション作品を吐き出しにかかります。その圧倒的な作品を囲うのは、2020年に入ってから制作された新作コラージュ作品たち。それらもまた過去最大サイズの迫力で会場を埋め尽くします。

河村 康輔/Kosuke Kawamura
1979 年広島県生まれ。東京在住。コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター。中原昌也の著作の装丁や田名網敬一の作品集のアートディレクションを始め、「大友克洋GENGA展」、ルミネ×エヴァンゲリオンなど多岐にわたる領域にてメインビジュアル制作を手がける。オランダ・ロッテルダムのボイマンス美術館に大友克洋氏と共作で製作した「INSIDE BABEL」(ブリューゲル「バベルの塔」展)所蔵するほか、昨年リニューアルした渋谷パルコのオープニング展示として「AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION」を開催するなど精力的に展示を行う。
http://www.studiozaide.com/
https://kosukekawamurabbit.tumblr.com/
https://www.instagram.com/kosukekawamura/