PAST EXHIBITION
PAST EXHIBITION
2018年1月26日(金) – 2月11日(日)
<<会期延長>>
2/12(月) : 休廊
2/13(火)-2/16(金)
通常と開廊時間が異なりますのでご注意ください。
12:00 – 19:00
*2/13(火) – 2/16(金)
: 14:00 – 21:00
月曜日
1月26日(金)
19:00-22:00
2/10(土) 16:00 – 17:00
『MASSAGE』編集部 ・ 庄野祐輔さんにお越しいただき、
作家の河野未彩と展示会についての解説を主に、トークイベントを開催いたします。
株式会社セントラルプロフィックス
潜在的イメージから色彩的快楽へ。
これまで数々のグラフィック~映像作品を手がけてきた河野未彩 初の個展となる
「not colored yet」(=未彩)では、自身のコアに立ち返った作品が並ぶ。
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AとBがいて、そこにCがくる。
AとBの距離が近づいたり離れたり、意外にもAとC、BとCの距離が近づいたり。
「その三角関係の緊張感が、ラブコメの基本構造です」
漫画家・楳図かずおにそう伝えた担当編集者の元には、少年と、少女と、機械(!)による三角関係『わたしは真悟』という、ラブコメを超越した愛の物語が届いた。
この(!)こそが創造だ。
「作家とデザイナー、つくるという本質は変わらない」
アート、商業デザイン、こちらが引いたそんな境界線を河野未彩は跨ぐ。
掘って(瞑想)、掘って(洞窟)、掘った(ヒプノセラピー)先に出てくる潜在的な作家としての自分Aと、
時代の潮流の中でその商品の位置を可視化していくデザイナーとしての自分B。
AとBを俯瞰し、Cを招いて、イコライズして、アウトプットする
河野作品には、我々から透かし見える過程からは産まれない、C(!)の部分がある。
ではCとは何か?
たとえば彼女ならそれを「宇宙」と言うかもしれない。
自分と、自分と、宇宙との三角関係!
そんな先の読めない物語を追わずにいられようか。
『not colored yet』(=未彩)は、そんな河野作品を表現するとても的確な言葉だ。
きっとそこには、立ち会った人にとって新しい(!)がある(!)
待永倫(編集者)
河野未彩 Midori Kawano
神奈川県横浜市生まれ。音楽や美術に漂う宇宙観に惹かれ作品を制作。
多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業後から現在までフリーランスの
アートディレクター/グラフィックデザイナー/映像監督として活動。
http://md-k.net/