PAST EXHIBITION
PAST EXHIBITION
2014年8月9日(土) – 28日(木)
12:00 – 19:00
休廊 月曜
無料
8月8日(金)
19:00 – end
ドイツを拠点に活動するアーティスト、Carolin Loebbert(カロリン・ロバート)の個展 “LOST” を開催致します。
2012年に行った日本初の個展 “Time Travel”では、古い陶器に過去の偉人や現代的なモチーフを交えた、時間を旅する作品を紹介しましたが、今回はそれに次ぐ様々なシーンが盛り込まれています。
彼女は「環境」という言葉をキーポイントに、過去・現在・未来という時間軸を辿ります。生まれ育ったドイツの自然や都会など様々な環境の中に吸い込まれ、溶けこんでゆく瞬間、”LOST”を、現代的な人間をモチーフに、よりリアリスティックに表現しています。
これまで、ポップでキュートながらも、どこか毒々しいイラストを手掛けてきた彼女が、環境の中に消え行く人間の真の姿を、今までにない表現の仕方で展開します。本展では、このLOSTシリーズ以外にも、枯れ行く生き物と物体を、花と花瓶で表現した立体作品と映像作品が展示される予定です。
Carolin Loebbert / カロリン・ロバート
http://www.carolinloebbert.de/
1981年ドイツウエストファーレンのハルターン生まれ。2002年にハンブルグ応用科学大学にてイラストレーションとコミュニケーションデザインを学び、2003年よりベルリン、ストラスバーグ、東京など世界各国でグループ展に参加。
2004年よりフリーランスのイラストレーター、そしてグラフィックデザイナーとして活動し始め、すぐに様々な雑誌や選集で才能を発揮。2012年の母の日に、三越伊勢丹のキャンペーンのメインアイコンに作品が起用され、三越伊勢丹・新宿店のウインドウ一面に大きく取り上げられる。同年に行われた日本初個展「Time Travel」ではビンテージの陶器に手描きのイラストを散りばめた作品が話題を呼び、IDEEやLOFT等で展開される。彼女の独特な色使いと世界観は見る者を一目で虜にさせる魅力を持っている。